読み聞かせ

【全集中】絵本の読み聞かせに集中できる環境づくり

【全集中】絵本の読み聞かせに集中できる環境づくり

絵本に集中できる環境を整えたい!

絵本の世界を深く楽しむために大切なのは「絵本に集中できる環境を整えること」

  • 長いお話の絵本
  • 文字の多い絵本
  • 少し上の年齢向けの絵本

読み聞かせに集中できれば、このようなお話も聞けるようになり、絵本の世界が広がります。より絵本を楽しむために「絵本に集中できる環境」を整えましょう!

絵本を読むのは就寝前がオススメ

絵本を読むのは就寝前がオススメ

絵本の読み聞かせをする時間は決まっていますか?

読み聞かせの時間帯が決まっていると「今から絵本だな」と子どもの気持ちスイッチが入ります。気持ちが絵本モードになっていると絵本に集中しやすくなります。

  • 寝る前
  • 朝起きたとき
  • ご飯を食べる前
  • 幼稚園や保育園から帰ってきたら
  • などなど

ご家庭によって生活リズムが違うので色々なパターンがあると思います。朝の読み聞かせは効果が高いですが、個人的に一番のオススメは就寝前の時間です。

朝起きたときに読み聞かせ

人はぐっすり寝て目覚めたときの頭が一番フレッシュです。

フレッシュな頭は絵本の内容が入ってきやすいので、朝に絵本の読み聞かせをするのはベストタイミングです。私も、朝に読書をするのは気持ちよくて大好きです。

しかし、朝というのは時間がないものです。朝ごはんを食べて、幼稚園や仕事の支度をして、あれこれしていたら時間がない!

時間がないときに絵本の読み聞かせをすると心に余裕ができません。余裕がないときに読み聞かせをすると、読むペースが変に早くなったり、文章をカットしたり。

焦って絵本を読んでいると、子どもは敏感に感じ取ります。親が焦っていると、子どもは心から絵本を楽しめません。朝に絵本を読むときは時間に余裕を持ちたいですね。

朝に読み聞かせの時間をつくるのが難しければ他の時間を使いましょう。

就寝前に読み聞かせ

朝の読み聞かせと比べて、時間に余裕を持ちやすい就寝前の読み聞かせは特にオススメです。

就寝前は1日の終わりで程よく疲れて、お風呂上がりでリラックスしています。親子共にリラックスした状態での読み聞かせは絵本に集中しやすいです。

また、子どもは両親の読み聞かせの声で安らぎを感じて、穏やかな気持ちで眠りにつくことも期待できます。就寝前の読み聞かせは「○冊読んだら眠る」などのルールをつくれば習慣化しやすいです。

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昼間の時間に読み聞かせ

おままごとや積み木などの遊びの中に絵本の読み聞かせを取り入れる方法もあります。昼間に絵本を読む場合は

  • 絵本以外のオモチャ
  • 大きな物音など

子どもの集中力を阻害するものが周りにたくさんあります。朝や就寝前の穏やかな時間と比べると、絵本に集中することは少し難しいです。

しかし、たとえ絵本に途中で飽きたとしても、絵本と触れる機会をつくることは大切。朝や就寝前の読み聞かせの補助として昼間の読み聞かせは効果的です。

絵本棚はどこに置いてありますか?

子どもが生活する空間に絵本があると、子どもが自分から絵本に触れることが多くなります。親からアクションを起こさなくても、自分から絵本を読んだり「これ読んでー!」と絵本を持ってきたりします。

よたろう

全ての絵本を一つの本棚にまとめる必要はありません!

我が家は寝室とリビング、それぞれに別の絵本があります。昼間に読みたい絵本はリビングに置いています。子どもから見える場所に絵本を置くと興味を持ってもらえます。

読み聞かせをする部屋を整えよう

読み聞かせをする部屋を整えよう

絵本はどこで読めばいいの?

  • 寝室
  • 車の中
  • リビング
  • 公園や家の外など

絵本を読む場所は色々なパターンが考えられます。もちろん、どこで読んでも自由です。しかし、慣れない場所での読み聞かせは子どもが興奮しやすく、集中力が散漫になります。

読み聞かせに慣れていないときは、自宅で読むのが良いでしょう。自宅のお部屋の中でも、特にリラックスしやすい寝室で絵本を読むことがオススメです。

子どもの視界に余計なものを入れない

読み聞かせをする部屋にはどんなものが置いてありますか?

リビングや子ども部屋は、絵本以外のオモチャなど気が散るものがたくさんあります。絵本を読んでいるときに他のものに興味が向いてしまうと集中力が切れてしまいます。

絵本に集中させたい場合はこんなところで読み聞かせをしましょう。

  • 物が少ない部屋
  • 物を動かせない場合は無地の壁紙の前
  • 床やベッドに絵本を置いて読み聞かせ
  • 絵本の角度や体勢を工夫する

とにかく、子どもの視界に絵本以外のものを入れないことが大切です。

読み聞かせ中は無音がオススメ

読み聞かせをするとき、聴覚は重要です。部屋が騒がしければ絵本に集中できません。読み聞かせ中に周りでどんな音がしていますか?

  • テレビの音
  • 親やきょうだいの話し声
  • 音楽やオモチャの音

当然、こんな音がしていれば絵本に集中できません。無音での読み聞かせがオススメですが、状況に応じてBGMも利用しましょう。

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リラックスする照明

見落としがちですが部屋の照明も大切です。

寝起きの読み聞かせ

天気にもよりますが朝日の光が良いです。朝日には体内時計をリセットする効果があるので、1日のスタートを気持ちよく迎えられます。

寝かしつけ前の読み聞かせ

リラックス効果が期待できるオレンジ色っぽい電球色の照明がオススメです。

電球色の照明

電球色の照明にはリラックス効果があります。心が落ち着いた状態での読み聞かせは、絵本の世界に集中しやすくなります。

昼白色の照明

昼白色(白い光)は覚醒効果があります。寝かしつけ前に使用すると寝つきが悪くなりやすいです。

部屋の温度をコントロール

部屋の温度は適温でしょうか?真夏の暑さや真冬の寒さの中では絵本に集中できません。

集中できる環境をつくるために部屋の温度も適温に設定しましょう。

良い環境で読み聞かせをしよう

良い環境で読み聞かせをしよう

このように読み聞かせをする場所やタイミングを整えてあげると集中力がグッと上がります。読み聞かせに集中できていないときは環境を整えましょう。

読み聞かせに集中できるようになると、このような絵本も聞けるようになります。

  • 長いお話の絵本
  • 文字の多い絵本
  • 少し上の年齢向けの絵本

読める絵本のレパートリーが増えるとますます絵本が大好きになります。親子でより良い絵本ライフを楽しんでください!

よたろう