絵本の読み聞かせ中、子どもが途中で飽きてどこかへ行ってしまう!
絵本の読み聞かせをしていると、こんなことってよくありますよね。皆さんはどうしていますか?
- 読むのをやめる?
- 他の絵本に変える?
どう対処したら良いのでしょうか。そんな疑問にお答えします。
最後まで読み続ける
絵本の読み聞かせを最後まで聞いてもらう方法は、子どもが聞いていなくても最後まで絵本を読み続けることです。
誰も聞いていないのに絵本を読み続けるの?
それって意味あるの?
子どもは読み聞かせを聞いていないように見えても、意外と耳ではお話を聞いています。子どもが読み聞かせ中に絵本から離れる理由は
など、子どもによって理由は様々です。
しかし、子どもが絵本から離れても読み聞かせを続けていると
など、絵本に関心を取り戻す可能性があります。「読み聞かせを聞いていない」と決めつけて絵本を閉じてしまえば、この可能性は無くなります。
自分のために読む
子どもが聞いていないのに
絵本を読み続けるのはしんどいよ
なんのために読んでいるのかわからない。そう思う方も多いと思います。そんな時は「自分のために絵本を読んでいる」と思って読んでみてください。
子どもが聞いているかどうかは置いておいて自分が絵本を楽しんでください。絵本って真剣に読むと面白いですよ。
大人がそんなことを考えながら夢中で読んでいると、
お?
なんや、その絵本おもしろいんか
子どもが絵本に興味を持ち寄ってきます。そうなったら子どもと一緒に全力で絵本を楽しみましょう。
「親の背中を見て子は育つ」なんて言いますが、大人が夢中になっている姿を子どもはしっかり見ているんですね。
パートナーと役割分担をする
両親2人で読み聞かせをしている場合は、読み手と聞き手に分かれることがオススメです。
- 1人は絵本の読み手
- もう1人は子どもと一緒に絵本を聞きます。
タイミングを変える
読み聞かせを聞いていないように見えて、本当に聞いていないパターンもあります。
紹介した方法をひっくり返すようですが、本当に聞いていないパターンは珍しくありません。よくあることです。
ですので、子どもが絵本の前に戻ってこなくてもヘコんだり悔しがる必要は全くありません。「戻ってきたらラッキー」くらいの感覚で付き合うのが大切です。
戻ってこなければ「今は興味ないかー」とゆるい気持ちで次の機会に備えましょう。
「聞いてほしい!聞いてほしい!」と思えば思うほど聞いてくれません。必死になる必要はありません。あくまで軽い気持ちで、肩の力を抜いて読み聞かせをしましょう。
絵本を読む習慣を作ろう
大切なのは絵本を読む習慣です。たとえ聞いてくれなくても、1日の中に絵本を読む時間を作ってみましょう。
読み聞かせをしていなければ、絵本に興味を持つチャンスすら失ってしまいます。少しでも絵本に触れる機会があれば、絵本に興味を持つチャンスを増やせます。
とはいえ、子どもが絵本を聞いてくれなくて「絵本を読むことが苦痛」に感じるなら、読み聞かせから離れても良いと思います。読み手が興味のない絵本を、子どもに興味を持たせるのは難しいです。
いつか「読みたい」と思ったときにまた読んであげれば十分です。肩の力を抜いて気楽に絵本と付き合っていきたいですね。
よたろう