先に読むのは僕!!
私が先に読むのー!!
え、読み聞かせしなくていいの!?
普段は私が読み聞かせしてるわが家でも、この絵本は様子が違いました。
『大ピンチずかん3』は、そんな驚きとともに子どもたちが夢中になる絵本です。
「年長の5歳息子」と「小2の7歳長女」が取り合いするほどのハマりよう。
最初は「読んであげようか?」と声をかけたけれど……
読み聞かせの出番、ありませんでした(笑)
私、よたろうは3児の父。
7年以上毎日、子どもに読み聞かせを続けています。
絵本の感想は毎日X (旧Twitter)に残しています!
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『大ピンチずかん3』ってどんな本?
『大ピンチずかん3』は、日常生活で誰もが経験するような「ちょっとしたピンチ」をユーモラスに紹介する絵本シリーズの第3弾です。
- 日常に潜む「ちょっとしたピンチ」を、ツッコミたくなる図鑑風に紹介
- シュールな絵・ゆるい文章・目の付け所がクセになる
- シリーズ累計大ヒット中!いまやテレビCMでも話題沸騰
- 『1』『2』に続く第3弾で、ファンの子どもたち待望の新刊!
「大ピンチレベル」と「うっかりメーター」で数値化!
- ポケモンの「レベル」
- ONE PIECEの「懸賞金」
- ドラゴンボールの「戦闘力」
こういう数値化してるのって子どもも大人も好ですよね。
「大ピンチずかん」にも「ワクワクの数値化」あります。
例えば、「ケチャップがとんだ!」というピンチには、
「これは大ピンチだ。どのくらいの大ピンチ?」と問いかけ、
ピンチのレベルをあらわす「大ピンチレベル」と
自分のうっかり具合を示す「うっかりメーター」で数値化!
しかも、ページをめくるたびに「大ピンチレベル」がどんどん、上がっていくので、自然と「次はどうなるの!?」って気になって読み進めたくなっちゃうんです。
さらにさらに、日常生活の中で「大ピンチ」が起きた時に
「マズイ!これは大ピンチレベル50だわ。」とか言うと
「40くらいじゃない?」とツッコミが入ったりして楽しいです。
家族のコミュニケーションにも一役買ってくれます(笑)
大人も共感する「あるあるネタ」と「豆知識」
子どもにとってのあるあるだけでなく、
- 名前が思い出せない
- 布団の中でオナラが出た
- カップ麺のお湯が足りない
大人でも「あー、あるある!」と思わず共感してしまう こんなピンチも多数登場。
大人も一緒に楽しめるのが、この絵本の魅力のひとつです。
似たようなピンチの紹介や、ちょっとした豆知識や小ネタも書かれていて飽きさせません。
後味の良い読後感
ラストがまたイイんです…!
ただピンチで終わらず、ちゃんとスッキリ気持ちよく終わるのがこの絵本のスゴいところ。
「大ピンチずかん」シリーズって、どれも締めくくりが絶妙なんですよね。
ネタバレになっちゃうので詳しくは書けませんが…
読んだあと、ちょっと未来が楽しみになるような、希望がふわっと湧いてくるエンディング
だからこそ、ぜひ最後まで読んでほしい!!
間違いなく「オススメの一冊」です!
わが家のリアル:7歳&5歳の反応がすごすぎた
7歳の長女
黙々と読んで、あっという間に読破。
繰り返し読んで頭に叩き込んでいる感じでした。
読後も、「大ピンチずかんにのってた!」とゆで卵のオススメのゆで方を教えてくれました(笑)
5歳の年長息子
ひらがなが読めるようになったので、とにかく読むのが楽しいみたい。
時間をかけながらも1人で読破。
気に入ったページを何度も見ています。
「このピンチ、ぼくもあるー!」と感情移入しまくり
図書館で借りようとしたら…予約が20人!?
実は、最初は「図書館で借りようかな」と思って調べてみたんです。
でも、予約がなんと20人近く!
しかも「順番が回ってくるのは数ヶ月後」って言われて、衝撃。
子どもの“読みたい”って気持ちって、
今この瞬間だからこそ強い。
何ヶ月も待ってるうちにブームが過ぎてたら、もったいない…!
そう思って購入したら、毎日のように読んでるので、買ってよかったです。
親が読まなくても、読書は育つ
『大ピンチずかん3』を通して気づいたこと。
それは、“読み聞かせしない絵本”も、立派な「読み育て」だということ。
- 自分で読むことで「わかった!」の快感がある
- おもしろかったページを兄妹で見せ合って盛り上がる
- 読み終わったあとに「このピンチ、自分ならどうする?」なんて会話も自然に生まれる
親が全部読んであげなくても、
子どもたちは、自分の力で本を楽しめるようになっていくんだなって感じました。
こんな家庭におすすめ!
- 読み聞かせがちょっとマンネリ化してきた
- ひらがなが読めるようになった子に“自力読み”を経験させたい
- 兄弟・姉妹で一緒に読める本を探してる
- 正直、たまには「親がラクできる絵本」が欲しい(笑)
📦 在庫あるうちに!
テレビCMで注目されてて、わが家の近所の本屋でも売り切れてた時がありました。
図書館も予約多数なので、「読ませたい!」と思ったら迷わず買いがおすすめです。
[シリーズ1〜3巻まとめ買いセットはこちら⬇️
自力で読む絵本の面白さ
読み聞かせ中心だったわが家にとって、『大ピンチずかん3』はまさに革命。
子どもたちが自分の力で読んで笑って、会話が生まれる。
親が読まなくてもいい。
でも、読書体験はしっかり残る。
そんな新しい絵本の形だと思いました。
よたろう。