オススメ絵本

子どもの「なんで?」に答える『身体の絵本』図鑑も良いけど、まずは絵本がおすすめ!

身体の絵本

子どもからこんな質問をされて困った経験はありませんか?

  • おへそってなんのためにあるの?
  • ケガをするとなんでカサブタができるの?
  • 耳ってなんで聞こえるの?

子どもに、わかりやすく身体のことを伝えるのって意外と難しいですよね。
そんなときに活躍するのが「身体の絵本」です!

図鑑や専門書もためになりますが、まずは絵本がオススメ。
説明臭くならずに楽しめるのが絵本の魅力です。

興味を持ったときが読みどきです。
さっそく絵本で子どもと一緒に「なんで?」の答えを探してみてください!

身体の不思議の絵本

きゅうきゅうばこ

きゅうきゅうばこ
作/やまだまこと
絵/やぎゅうげんいちろう
出版社/福音館書店
長さ/28ページ
発売日/2017年2月5日

あらすじ

「すり傷」「切り傷」「トゲ」「やけど」などの
身近なケガの応急手当てが描かれた絵本。
生活に役立つ知識が面白おかしく学べます。

まさに読む救急箱!

看護師に憧れる5歳娘に読んだら目がキラキラ。
ごっこ遊びじゃないリアルな応急手当てが学べる絵本。
裏表紙には大人向けのページもあります。
親子一緒に学べる実用的な一冊。

こちらは新装版です。
現代医療に合わせて、30年前の旧版から最新の処置法に改訂。
旧版を持っている方も一読ください!

よたろう

一家に一冊置きたい絵本!

ちのはなし

ちのはなし
文•絵/堀内誠一
出版社/福音館書店
長さ/24ページ
発売日/1978年10月25日

あらすじ

ほっぺたを懐中電灯で照らすと、赤く見えるのはなぜ?
簡単な実験をしながら血の仕組み、働きを解説。
血を通じて生命の大切さを描いています。

血の基礎が学べる絵本

「赤血球」や「血小板」など、子どもの生活には馴染みのない言葉も登場。
質問されたら読み手が解説する必要があります。
幼児でもぼんやり理解はできると思いますが、
本当に理解できるようになるのは小学生になってからかな?

5歳娘と3歳息子が、どこまで理解できているかわかりませんが、反応は良かったです!
知識の絵本は食いつきが良いですね。
長く付き合える絵本です。

よたろう

興味を持つきっかけになるといいな

おへそのひみつ

おへそのひみつ
著/やぎゅうげんいちろう
出版社/福音館書店
長さ/28ページ
発売日/2000年11月10日

あらすじ

おへそってなんのためにあるの?
おへそを隠さないとかみなりさまに取られるの?
ちょっとした疑問から、生命の素晴らしさまで伝えてくれる、深くて笑える絵本。

おへその疑問をまるっと解決!

文章が話し言葉で書いてあるので、読みやすくてわかりやすい絵本。
へそのごまを取るとお腹が痛くなる理由なども描かれていて、
大人の私も勉強になりました。

おへそは子どもにとっても身近な存在なので、興味を持ってくれる子は多いと思いますよ。
読み聞かせ中に、自分のおへそを確認しながら聞いている様子が可愛かったです。

よたろう

まず読みたい身体の絵本!

はなのあなのはなし

はなのあなのはなし
作/やぎゅうげんいちろう
出版社/福音館書店
長さ/28ページ
発売日/1982年10月15日

あらすじ

さあ!
上を向いて鼻の穴を見せて!
鼻の穴をじっくり観察。
楽しい切り口で「はなのあな」の働きを教えてくれます。

イルカの鼻の穴はどこでしょう?

花粉症、風邪、鼻水、鼻血、鼻くそ。
鼻って意外とトラブルメーカーですね。
もちろんいつ読んでも良いですが、
鼻に関するトラブルがあったときにもオススメの一冊。

インパクトのある表紙。
読む前から子どもたちは興味津々!
内容もユーモアたっぷりの学べる絵本。
説明臭くなく、気付いたら知識が増えてるお得な絵本!

よたろう

動物の鼻の話も描かれています!

あしのうらのはなし

あしのうらのはなし
作/やぎゅうげんいちろう
出版社/福音館書店
長さ/28ページ
発売日/1982年10月15日

あらすじ

馬やゴリラの足の裏ってどうなってるの?
動物や人間の足の裏が続々登場。
足の裏の進化と秘密が盛りだくさんの絵本。

「このほんは、はだしになって よんでね。」

この一文から始まる絵本。
鉛筆で足型をなぞってみたり、足の裏でで拍手をしてみたり。
色々な角度から足の裏を掘り下げます。

毎日、身体を支えてくれている足。…の裏。
普段、なかなかスポットが当たらない足の裏ですが、
掘り下げてみると面白いことがたくさん!
子どもと盛り上がれる楽しい絵本です。

よたろう

足型をとるタイミングで読むのも良いですね!

かさぶたくん

かさぶたくん
作•絵/やぎゅうげんいちろう
出版社/福音館書店
長さ/28ページ
発売日/2000年1月20日

あらすじ

カサブタって何で出来てるの?
取っちゃダメなの?
こんな疑問に答えてくれる絵本。
カサブタを取っちゃいけない理由が、この一冊で伝わります。

カサブタって取っていいの?

カサブタにピントを合わせた面白い絵本。
子どもがケガをすると心配ですが、そんなときこそ学びのチャンス!
身体にカサブタがあるときに読むのが特にオススメ。
自分に身近なことは興味を持って聞いてくれますよ。

文章が面白いので5歳娘も3歳息子もゲラゲラ笑いながら聞いてくれました。

よたろう

ケガも学びのチャンスとポジティブに!

はらぺこさん

はらぺこさん
作/やぎゅうげんいちろう
出版社/福音館書店
長さ/28ページ
発売日/2011年1月

あらすじ

ぺこぺこぺこぺこ ぺっこぺこ。
お腹が空く仕組みと理由。
おやつも良いけど、ごはんを食べなきゃいけない理由。
ごはんを食べると身体はどうなるの?

おやつって何のため?

「おやつばっかり食べてるとご飯が食べられなくなるよ!」
日本中の子どもが言われるこのセリフ。
おやつばっかり食べちゃダメな理由を、面白おかしく教えてくれる絵本。

文章量は多いけど、砕けた文章なので読みやすくて親しみやすい。
この絵本は同シリーズには珍しく実写の写真も使われています。
絵との良いバランスで最後まで飽きません!

よたろう

食育にも大活躍の絵本!

興味を持ったときが、読み聞かせどき!

子どもが「なんで?」と疑問に思ったときが読み聞かせのベストタイミング。
自分の興味のあることは吸収力が段違いです。

身体のオススメ絵本を集めたら
やぎゅうげんいちろうさんの絵本ばかりになっていました。
だって読みやすいんだもん。
小難しい話も砕けた文章と絵柄で解説。
あっという間に読み終わっています。

「気付いたら知識が身に付いている」
剣の達人に「気付いたら切られてる」みたいな絵本たちです。
まずは一冊、気になった絵本を読んでみてください!

よたろう。