図書館はたくさんの絵本があって見ているだけでワクワクしますよね。でも、絵本の種類が多すぎて
どの絵本を選んで良いのかわからない!
絵本を選ぶのに疲れた!
こんな経験はありませんか?
絵本を探すのに苦労する理由は「選択肢が多いから」です。
絵本選びはできる限り選択肢を減らすと楽になります。「どれを選んでも良い」ということが絵本選びを大変にさせていたんですね。
「どれを選べば良いかわからない」そんなストレスから解放します。
作者や絵から絵本を選ぶ
子どもの「お気に入りの絵本」を覚える
絵本を読んだとき、子どもの反応が良い絵本があります。
これは子どもの「お気に入りの絵本」です。作者と絵の作者を覚えておきましょう。
「お気に入りの絵本」と同じ作者から絵本を選ぶ
子どもの「お気に入りの絵本」と同じ作者の中から絵本を選びます。作者が同じだと近いテイストの絵本に出会える可能性が高いからです。
お話が気に入っているのではなく「絵」が気に入っている場合もあります。絵の作者を参考に絵本を選ぶのも良い方法です。
この方法だけでも選択肢が減って絵本を選びやすくなります。
図書館の本棚は、作者または絵の作者順に絵本が並んでいます。絵本を探すときの参考にしてください。
図書館によっては絵本のタイトル順に並んでいる場合もあります。
作者名が複数書かれている場合は絵の作者の棚に絵本が置いてあることが多いです。
季節の絵本を選ぶ
作者や絵をしぼって選んでも
まだ選択肢が多い!
そんな時は季節に合った絵本を選んでみましょう!
季節感のある絵本
夏には花火や水遊びの絵本、冬には雪や温かい食べ物の絵本。七夕やクリスマスなど、季節のイベントから絵本を選ぶこともオススメです。
季節感があると、選ぶ絵本を絞りつつ1年を通して色々な絵本を読むことができます。
子どもの身近な絵本
子どもは身近なことを絵本の中で見つけると喜びます。季節に合った絵本は「身近なお話」に出会えるので本当に楽しんでくれます。
とくに七夕やクリスマスなどの季節の行事はそのイベントの前後で絵本を読むと
このような会話が生まれ、絵本と現実がつながります。子どもが絵本とのつながりを発見したときは、ぜひたくさん声をかけてください。
共感されたり、褒められたりすることで子どもはニコニコ笑顔になります。絵本が楽しくなってますます絵本を好きになってくれます!
展示コーナーの絵本を選ぶ
お気に入りの作者の「季節の絵本」がなかった!
「季節の絵本が見つからない」ときは
全ての作者に季節の絵本があるわけではありません。そんな時は図書館の展示コーナーを利用しましょう。
展示コーナーって?
多くの図書館にはこのような絵本が目立つところに展示されています。
- 新刊の絵本
- 季節やイベントの絵本
- 図書館がオススメする絵本
季節の絵本は共感しやすいので、作者が違っても子どもが気に入ってくれる可能性が高いです。
返却コーナーの絵本を選ぶ
作者や絵から絵本を選ぶのが良いのはわかったけど、そもそも子どもの好きな絵本がない!そんな時は図書館の返却コーナーの絵本を選びましょう。
返却コーナーって?
図書館には「作者ごとに整理された本棚」とは別に、このように書かれた本棚があります。
- 返却コーナー
- ブックトラック
- 今日、返却された絵本
- この絵本も借りられます
図書館によって名前はさまざまですが、この本棚に置かれた絵本は「元の本棚に戻す前の、返却されたばかりの絵本」です。
返却コーナーの絵本
返却コーナーに置いてある絵本はちょっと前まで誰かが読んでいた絵本です。つまり、こういう絵本が置いてあるということです。
全ての絵本棚から1冊を選ぶことに比べればこのコーナーから1冊選ぶことはとても楽です。しかも厳選された絵本が並んでいるので良い絵本に出会える可能性が高いです。
この方法はすでに子どものお気に入りの絵本を把握している方にもオススメ。自分では選ばないタイプの絵本に出会えるからです。子どもの新しいお気に入り絵本を探す時にも役に立ちます。図書館ならではのオススメの絵本の選び方です!
子どもに選んでもらう
絵本は大人が選ばなければいけないルールはありません。子どもに絵本選びをお手伝いしてもらいましょう!
自分で選んだ絵本はよく聞く
子どもが自分で絵本を選ぶことの最大のメリットは「自分の意思で選んだ絵本はよく聞く」ことです。
自分が自分のために選んだ絵本。もうこれだけで特別な絵本です。こんなスペシャルな絵本の読み聞かせはよく聞いてくれます。
対象年齢外の絵本
子どもが絵本選びをすると、対象年齢から外れた絵本を選んでくることがあります。
絵本選びもコミュニケーション
子どもが絵本選びをするときは丸投げしないで一緒に絵本選びを楽しむことが大切です。絵本選びは子どもの興味や関心が知れるチャンス。子どもが絵本を選んだら
など必ずリアクションをしましょう。
いくつになっても子どもは親に認められたいものです。「これ良いねー」などの会話があるとで子どもは安心します。
せっかくの絵本選び、子どもとのコミュニケーションを楽しみましょう。
図書館を利用しよう
5つの絵本の選び方を紹介しました。
この方法を使えば絵本選びがグッと楽になると思います。「絵本選び大変だな」と思った時はこの方法を試してください!
子どもは何歳まで読み聞かせを聞いてくれるかわかりません。絵本を聞いてもらえる幸せを感じながら、絵本選びで悩む時間も楽しみましょう。良い絵本との出会いを願っています!
まずは図書館に足を運んでみましょう!
よたろう
「これ、絵本と同じだね!」
「このイベントやったことあるね!」